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2009-09-12 Sat 23:12
無限の荒野で歩みを進める男が一人。
頭のてっぺんからつま先まで、汚れていないところはないというみすぼらしい格好がまず目に付く。 その身にまとうのはもはや衣の体をなしておらず、元の色形を想像するのも難しい襤褸切れ。 寒さから身を守ることも、様相を飾ることも、服としてすべての機能を満たしていないソレは唯一、男の汚らしさを際立たせる事にのみ役立っていた。 そんな襤褸切れではあったが、男はそのことを気にする様子もない。 身にまとう物の汚れを気にしても仕方ないほどに、男自身が汚れにまみれていたからだ。 袖の付いた大き目の貫頭衣からのぞく手足の一部と首周り、そして頭、それらで垢に汚れていないところはない。 |
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2009-05-05 Tue 18:06
「午前0時の桜吹雪」
頭には、内側から頭蓋骨をたたき割らんとでもしているようなズキズキとした断続的な痛み。胃には、ボウリングの玉が縦横無尽に転がっているような鈍痛。視界はぼんやりと歪み、足元もおぼつかない体たらくであるにもかかわらず、意識だけはしっかりとしているのは、不運としか言えないだろう。 数メートルの間隔で設置されている街灯が少々頼りない灯りで住宅街の夜道を照らす。そんなおぼろげな明るさを頼りに、俺はふらつく足取りで一歩、また一歩と自宅へと歩を進めていた。 今日は少し飲みすぎたかもしれない。体中を苛む不快感に嫌気がさして、今更ながら後悔を覚える。だが、飲まずには居られなかったのも事実だ。 |
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2009-05-05 Tue 17:56
「夜空に浮かぶは?」
「ねぇ」 「・・・・・」 「ねぇってば」 「何だよ、さっきからうっせぇな!黙って仕事できねぇのかよ!獲物は見つけたのか?」 「いや、それはまだだけど・・・」 「おいおい勘弁してくれよ、手ぶらで帰ったら俺まで長老に怒られんだぞ」 「それはわかってるけどさぁ」 「いーや、お前はわかってないね!」 「そんな事はないよ!」 |
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| 脳味噌がカケラ |
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